電力会社から新電力(PPS)に切り替える際に掛かる期間
現在売電中の一般電気事業者(大手電力会社)から新電力へ切り替える場合、新電力への申込手続きや、発電を開始した際の書類が必要になることは前回の記事で書きました。
新電力によって多少異なりますが、以下の様な書類が必要になります。
詳細はコチラ→「新電力の切替に必要な手続きや書類【+1円買取】」
では、切替にはどれくらいの期間がかかるのか?
切替までに掛かる期間
こちらも新電力によって多少前後しますが
程度になります。
なぜそんなに掛かる?
ではSBパワーを例に、売電先切替の流れをみてみましょう。※以下は低圧発電所の場合
1、見積もり | ウェブまたは電話にて問い合わせ |
2、申込書類発送 | SBパワーがお客様宛てに申込書類発送 |
3、書類記入・返送 | 申込書類への記入・捺印後、書類を返送 |
4、電力会社申請 | SBパワーが一般電気事業者へ切り替えの申請 |
5、契約締結 | 一般電気事業者が電力の切り替え申請を受理 そのタイミングでSBパワーとの電力買い取りサービス契約が締結 |
6、買取開始日通知 | SBパワーより電力の買取開始日を通知 |
7、SBパワー買取開始 | 切替日からSBパワーの電力買取開始 |
8、買取料金支払い | 3ヶ月分をまとめて買取金額を支払い |
この様に、発電事業者からは手続きは少ないのですが、新電力と一般電気事業者での間では、切替申請・契約解除・再度買取と複雑な手続きがおこなわれています。
また、これらは基本的に郵送がメインになりますのでどうしても時間が掛かってしまうようです。
まとめ
こちら「電力自由化後 電力会社の乗り換え5割超 経産省」は2016年に小売が全面自由化された場合の、「電力会社乗り換えに対する経産省のアンケート結果」ですが、この中でも、自由に電力会社を選べるようになった時に、何を基に電力会社を乗り換えを検討するか?は、「電気料金が安くなる」「切替までの期間の長さ」が挙げられています。
「売電」と「電気の購入」の違いはありますし電力に対する意識の差はあると思いますが、発電事業者が売電先を変更する際にも、もっとスムーズになるべきだと思います。
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